このたびの衆院選の結果は、まさに画期的と表現できるものでした。
自民党は一時期を除いて過去54年間にわたり政権の座にあり、これまで選挙で敗れるという脅威を本気で感じたことがありませんでした。その自民党に対して野党の民主党が決定的な勝利をおさめたのです。投票率(約70%)、勝利の規模(これまで衆議院で300議席以上を獲得した政党はありませんでした)、女性議員の数(54名:ヨーロッパの水準から見るとまだまだ低いのですが)など、数々の記録が一夜にして破られました。
どのように国を治めていくか、特に政府組織の変更にどのように取組んでいくかなど、民主党政権が体制を整えていく段階に移っていこうとしています。政治家と強力な官僚との関係を改革する負託をうけて、民主党は政権に就きました。選挙後は世界中がそうであるように、行なう必要があると言っていたことを、実際に民主党がどのように行動に移すかを、すべての人々が注視するでしょう。
しかし、これが本当に日本の戦後政治の重要な転機であるというのが大多数の意見です。つまり、有権者の懸念に疎いと考えられていた古い政治システムの排除と、変化を求めたということです。たとえ、どのような変化を本当に見たいと思っているのかという点に関して、国民の間で必ずしも合意がないとしても。
Posted at 12:03 01 9月 2009 by David Warren | コメント[0]
